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ヴィンテージ品についての話

取り扱っている商品について、商品詳細ページだけでは書ききれないことなども、このコラムに書いていきたいのですが、まずは、全体的なことから書かせていただきます。


「ヴィンテージ」と「アンティーク」*

よく言われるのが、「ヴィンテージ」と「アンティーク」の違い、もしくはそれぞれの定義は何か?ということです。

それでいうと「アンティーク」には、明確な定義があります。アメリカの通商関税法に基づき、「製造された時点から100年を経過したもの」とされており、またイギリス政府当局も「100年を超えたものを「アンティーク」として定義して国家の会計上の規則となっている」とのことです。

では、「ヴィンテージ」とは何かというと、もともとは、葡萄の収穫時期を意味する言葉でワイン用語として使われていました。 転じて、製造から10年以上経過した価値のある中古品という意味で現在では広く使われていますが、「アンティーク」ほど明確な定義がないのが実情です。

とは言っても、100年超えていないものを「アンティーク」と呼んでいる場合も無数にあり、 「それが不満で購入者によって法廷で争われた例など聞いたことがない」そうなので、「アンティーク」の定義も、厳密ではないのかもしれません。

いずれにしても、共通してはっきり言えるのは、「製造されてから、年月が経過しても、価値を持ち続けるもの」でしょう。


「ヴィンテージ」の魅力

当店で扱うものは、ほとんど10年以上100年未満のもので、「ヴィンテージ」としているものがほとんどですが、敢えて、「ヴィンテージ品」を取り扱うようにしています。

確かに「アンティーク」の中には、貴族の贅沢品だったといわれるものもあり、溜息がでるほど素晴らしいものも多いですが、そういった明らかな「お宝」というレベルのものよりも、もっと身近なものとして、古き良きものに触れてもらいたいという思いがあります。

また、現時点では、10年ほどしか年月が経っていなくても、この先もっと年月が経過すると、もっとプレミアがつくかもしれません。ずっと大切にしていけば、「ヴィンテージ」から「アンティーク」に変化するものもあるかもしれません。そういう可能性がある素敵なものは、今からなるべく大切にしていきたいと思います。

特に、猫ものに関していうと、猫好きの猫コレクターの方は世界中に多数いて、ブランドに関係なく、可愛いもの、美しいものが、年月を経ても残っている傾向にはあると思っています。

商品のセレクト

当店で、商品をセレクトする上での目安についても記しておきます。

もちろん、形やデザイン、色使いなどその製品のもつ美しさが第一ですが、それ以外では、以下の点に注意しています。

・ハンドメイド、ハンドペイントなど個体によって趣きが変わるもの
・今では製造されていないもの
・コレクタブル、シリーズ化されたもの
・限定品、LIMITED EDITION

などです。



ヴィンテージ品のメリットとしては、贋作、いわゆる偽物にあたる可能性が低いという点もあります。アンティーク品には偽物も多いという話はよく聞きますが(特に、マイセン、ティファニー、ガレ・・・)、何百万、何十万と払って、偽物だったら・・・、ましてや、売り手として、お客さまに偽物を売ってしまったら・・・というのが一番怖いことです。

いくら信頼できるところから入手したとしても、巧妙な贋作は多数あり、本物と思い込んで、悪意なく贋作が出回ってしまうことも少なくないようです。

ヴィンテージ品のような比較的安価で売買されるものの場合、偽物を作ったとしてもコストに見合わないため、偽物が製造される可能性は低いとみられます。

とはいえ、どんなものが紛れるかわからないというのもこの世界です。
そういう点も踏まえて、当店では、全品返品可能にしました。
真偽に関係なく、万が一、思ってものと違ったり、気が変わったというような場合でも返品可能なので、返品のご希望は、5日以内にご連絡ください。



*「アンティーク」「ヴィンテージ」の定義については、以下の書籍を参考・引用しています。
サザビース流 ヨーロピアン アンティーク大百科:英国・リージェント美術アカデミー編 白須賀元樹 訳
鑑定の鉄人PART3「西洋骨董」発掘の極意 岩崎紘昌 著
アンティークディーラー 石井陽青 著



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